5Gの現状と関連銘柄の動向や今後の見通しについて
どうもたつのすけです!
いやぁ~、平昌オリンピック盛り上がりましたねぇ。
日本のメダル獲得数は合計では13個と、冬季史上最多記録を更新!
やりました日本!!
オリンピック中に様々なドラマがありましたが、中でも一番印象に残ったのはスピードスケート女子500m。
日本の小平選手と韓国の李選手が見せた友情には大変感動しました。国境を越えた絆…。
素晴らしい!!
さて、大いに盛り上がりを見せた平昌オリンピックですが、その裏では5Gの実証実験が行われていた事も話題になっています。
全ての物がインターネットに繋がろうとしている現在では、5Gの存在が必要不可欠。
2020年に行われる東京オリンピックでも、当然5Gを使ったデモンストレーションで世界に向けた発信が行われます。
そこで、今回は平昌オリンピックで見た5Gの現状と、今後の見通しについて私なりの考えを書いていこうと思います。
見るだけじゃない!映像を好きに操作できる時代
平昌オリンピックでは、試合中継をサムスンの5G端末を使い「3つの映像手法」の実演がありました。
「タイムスライス撮影」
タイムスライス撮影といえば、複数のカメラを用いて同時に撮影することで、マトリックスで有名な“あのシーン”を彷彿させるようなシーンを作る事ができる撮影方法です。
今回は江陵アイスアリーナの壁面に100台のカメラを設置。
ショートトラックやフィギュアスケートの名シーンを、360度自由にアングルを変えて映像を楽しめるようになっていました。
「オムニビュー」
これはクロスカントリースキーに使われました。
各選手には超小型のGPSが装着されたことで位置を瞬時に把握し、自分が見たい選手の位置情報を得ながら状況を確認することができます。
これでスタート地点からゴールまで、1人の選手だけを見ることができるようになっています。
「シンクビュー」
5G通信モジュール搭載の超高速カメラにより、選手の視点で迫力のある映像を楽しむことができます。
従来のものとは違い、自分自身が選手になった気分で映像を見ることが出来るため、VR技術を使った「体感型」のコンテンツと相性はバツグン!
ボブスレーの競技に使われていましたが、非常に小型のカメラを使用すれば用途はいくらでも増えそうですね。
これまで“見る”だけだったものが、自分で見たい場所を“好きに操作できる”ことで、より高度な没入感を得られる様になりました。
しかしこれらの映像を“全て高画質”しかも“リアルタイム”で見るためには莫大な量のデータ通信を行わないといけないため、現状の通信規格では少々無理があるようです。
全ては4Gの約1000倍以上の通信量を持つ5Gだからこそ、可能となる訳です。
東京オリンピックは“真”の5Gオリンピックになる!
平昌オリンピックで展開されたいた5Gの実証実験。
好感できるところもありますが、正直なところ私が想像していたものとは少し違うものでした。
結局Intel製ドローンによるデモンストレーションはWi-Fiを使ったものでしたし、VRコンテンツも殆どが録画映像のため5Gとの紐付きを感じられなかったのは残念です。
とはいえ「今後はこういう事が出来るようになる!」という、将来のヴィジョンは見えました。
また、欧州や米国では「早くて2019年には5Gの商用化が見えてきた」という話もあることから、2020年までに東京で5Gが商用化されるのはほぼ間違いないと見ています。
となれば5Gの環境が整った状態で開催ができる東京オリンピックは、本当の意味で「真の5Gオリンピック」といえます。
日本が自動運転車やドローン、VRやIoTの技術を世界にアピールできる、最大のチャンスとなるわけです。
株式市場では5G関連銘柄が大盛り上がり!
最近では自動運転車やIoT化など、ニュースで頻繁に耳にする様になりました。
それもその筈。東京オリンピックを成功させ、世界に「技術大国日本」の復活を知らしめるためには、5Gの環境を何としても整えなきゃいけません。
でなきゃ『なんだ平昌オリンピックと同じじゃないか』なんて言われかねません。
そうならない為にも企業は全力で取り組み、そして政府もそれに応えるためにも資金を動かしてくるでしょう。
当然投資家にとっても絶好の機会。
2月に入り、日経平均は軟調な動きを見せているなか、5G関連の銘柄は比較的物色の手が回っています。
【3842】ネクスジェン
2018/02/14 安値:1,752円
2018/02/28 高値:2,468円(+40.87%)
【3852】サイバーコム
2018/02/15 安値:1,199円
2018/03/01 高値:2,488円(+107.51%)
【4748】構造計画
2018/02/09 安値:2,060円
2018/03/07 高値:2,700円(+31.07%)
【6904】原田工業
2018/02/06 安値:947円
2018/02/27 高値:1,363円(+43.93%)
【6944】アイレックス
2018/02/14 安値:204円
2018/02/28 高値:356円(+74.51%)
【9702】アイエスビー
2018/02/15 安値:1,150円
2018/03/08 高値:1,794円(+56.00%)
【3852】サイバーコムに関しては1ヶ月未満で何と2倍!!
他にも約1ヶ月で30%以上も上昇した銘柄がこれだけありました。いやぁ勢いに乗ってますね。
既に上がりきってしまっている感もありますが、これから最低でも2020年の東京オリンピックまでは注目が続くと考えれば、今後も十分上昇が見込めるのではないでしょうか。
東京オリンピック開催まで残り2年と4ヶ月少し。
これからどんなニュースが出てくるのか、凄く楽しみです。今から投資しても全然遅くは無いかと思うので、出遅れ銘柄を探してみてはいかがでしょうか。